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両親は70歳をとうに超え間もなく80歳になるが、とても元気に毎日を過ごしている。父は癌を患ったが、早期発見で手術することもなく、好きなことをして母と楽しく暮らしている。先日、知りあいが亡くなり葬儀に参列した。

私は、葬儀に参列することが久しくなかったので、少し不安だった。なぜなら歳のせいか非常に涙もろくなってしまっている自分をわかっているので、葬儀の間中、泣くことになるかもしれないと思ったからだ。
そんな思いで葬儀に参列した。知りあいも多く参列していて、久しぶりの再会だったが、こんな形でこんな場所で再会をするとはお互い思いもよらないことだった。
案の定、涙は次から次へと流れたが、司会者の弔文の紹介で、なんとか現実に引き戻され涙が止まった。それからは、葬儀の進行や祭壇など、自分が喪主になったらと、考えたりした。実際、両親の葬儀の時には、葬儀を取り仕切らなければならなくなる。悲しみにくれて、涙にくれて、動揺している時に葬儀は待ってくれない。
いろんなことを決断しなければならず、きっと慌ただしい中でしっかりした判断もできないだろう。
他人の葬儀を見てはじめて、自分が葬儀を出す側になった時のことを思った。

葬儀は何もかもわからないことだらけで、葬儀社の言いなりになってしまい、後でとんでもない料金だったことがわかることがあったりするらしい。料金だけではなく、親族の思いが伝わらないような葬儀になったりすることもあるそうである。
亡くなった人にとっては一度きりの葬儀なので、残った者はできる限りの思いのこもった葬儀にしたいと思うのが当然だろう。両親が元気な今は、本当は葬儀のことなど考えたくないが、葬儀について調べたり、親族と話し合ったりすることは大事なことだと思う。
最近は葬儀社の見学や相談ができるところが多いようなので、近いうちに、葬儀社に行ってみようと思っている。



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